始発のバスで空港に、いよいよ二泊三日の一人旅。
とはいえ行先には出演者900名あまりの皆さんとスタッフ約100名での大きな演奏会。ひとり旅気分はその前後の行き帰り。
太宰府天満宮へやって来た。
神域は樹齢を重ねた楠の巨木に守られ秋雨前線の晴れ間の清々しい空気で迎えてくれました。
心字池にかかる太鼓橋を渡り、神様に一歩一歩近づく。
途中、池に投げ入れる餌に群がる鯉と鳩が今日は格別可愛い。
祈祷申込をして拝殿に上がると、案内係かと思っていた青年がそのまま祈祷を執り行うようだ⁈
巫女さんのバイトは聞いた事あるけど、神職も⁇と訝しむ気持ちは瞬く間にかき消された。
彼の発する真っ直ぐな言葉の力には新人?を感じさせない重みと、加えて若々しい勢いがあり、祝詞も見事に流暢なものでした。
一期一会に感謝しつつもミーハー心は抑えきれず、退出のタイミングで写真撮影をオネダリ(^_^*)
今日の祈祷のお礼参りに、再び太宰府天満宮に来れますように→というのが一番のお願いになってしまった(^◇^;)
イケメン神職のおかげで足取りが軽くなった勢いで九州国立博物館へ。
九州神楽の祭典が上演中で、本来なら九州各地の祭礼で執り行われる神楽が間近に鑑賞出来るという千載一遇のチャンス
大分県の庄内神楽は太鼓と笛を中心に30分以上の演目を繰り広げる。リズムと旋律の繰り返しの中、舞も同一のパターンを繰り返す〜ジラシ〜の美学を感じる。観る者の次の展開への期待を溜めに溜める事である種の恍惚感を享受する。
祭礼は五穀豊穣、子孫繁栄をもたらすというのは、この様な時間に身を委ねることで生命の根幹が呼び覚まされるのだろうと納得した体験でした。
こちらの神楽の祭典の演者も若い年代がしっかりと継承していて、太宰府の神職とダブルで伝統文化に明るい未来を感じた旅になりました!
KORORIN-SHANN
<コロリン・コーナー>
お礼参りは一緒に連れてって〜