YAMAHA SYNCROOM シンクルーム を使ってみた (その4)

SYNCROOMを使うにあたって、気にしなければいけないことは、

遅延 マイク  スピーカー

です。

マイクとスピーカーについて

今回使用するシーンとしては、以下を想定しました。

  • A、B二人の人がお箏でアンサンブル
  • C が、A,Bの演奏を聴く

Cについて
マスターアウト のバーを右へ動かすことによって、コンピュータから出る音が大きくなります。しかし、大きくしすぎると、ハウリングのような状態になります。
これを防ぐためには、コンピュータにイヤホンを接続します。
しかし、コンピュータのイヤホンジャックにイヤホンを接続すると、マイク機能が使えなくなるので、自分の声をSYNCROOM上に流すことができません。
なお、Bluetoothイヤホンは使えないようです。
AとBがアンサンブルしている時は、イヤホンで音楽を聴いて、おわったらイヤホンジャックからイヤホンを取り外して会話を楽しむのが良いと感じました。

A Bについて
A,Bが重要なことは、自分の奏でるお箏の音をマイクで拾うことです。
SYNCROOMでは、Bluetoothがうまく動きません。またUSB接続でのマイクはASIOドライバーが動作しません。
そのためイヤホンジャックに接続できるようなマイクを使うのが一番よさそうです。
マイクは、なるべくお箏の近くに。
自分の声とお箏の音を両方拾いたい場合は、胸につけるようなマイクをつかうとよいです。
マイクが無い場合は、コンピュータ内臓のマイクをつかうことになりますが、お箏とほぼ くっつけるぐらい近い位置にコンピュータをおくとよいと思われます。
マイクを使った場合、イヤホンジャックにマイクが接続されているので、イヤホンをつかうことができません。
どうしてもアンサンブルしている音を出しているコンピュータの音が小さくなってしまいますが、マイクとスピーカーと比べるとマイク入力が重要ですので、マイク優先にすることになります。

免責
自分のコンピュータへのインストールや設定については、各自の責任で行ってください。こちらの情報は覚え書きとして記載しているため、必ずしも正しいとは限りません 2021/10/11