かつて、お年頃になってオシャレに目覚めた自分に身内から
「花も十八 番茶も出花」
ってことばが聞こえてきた。
「馬子にも衣裳」に似た類の言葉だが、若い頃から穏やかだった!?KORORIN-SHANNは別に気分を害すわけでもなく、近しい間柄ならではの〈照れ隠し〉ぐらいに感じていた。
実は上方かるたの一つだそうで、正しくは「花も」ではなく「鬼も」が正しいそうで、、、
鬼と言われたらさすがにカチンときていたかもネ〜
醜い鬼の娘でも十八才になれば魅力的になるというのを高級茶でない番茶も淹れ立ては香りよく美味しいということに重ねた訳ね。
受験シーズン真っ只中、形振り構わず勉強に明け暮れている18歳高校3年生もたくさんいるのでしょうね??
高校生といえば、日本で唯一伝統音楽を専攻できる高校があります。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校(藝高)http://geiko.geidai.ac.jp/
この芸大の附属高校は戦前からの東京音楽学校が昭和24年に芸大となり、その5年後の昭和29年に設置された歴史ある高校ですが、
日本音楽の専攻〈箏曲〉が設置されたのは平成11年!
この平成時代がスタートなんですね!!
西洋音楽の土壌に日本音楽が後から加わったというのは国内の音楽シーン全般を象徴する感もありますが、今では
〈尺八〉〈長唄〉〈長唄三味線〉〈邦楽囃子〉と
多岐にわたる邦楽の学舎になって、将来の音楽家を育てている。
全校120名という限られた若者たちの中にはクラシック界で既に名を轟かせている生徒も!?
高校生活を共にしながら洋の東西を超越?融合?しながら切磋琢磨しているなんて素敵ね
秋の定期演奏会は満員必死のプラチナチケット!?らしいですが、新しい世代の演奏を来秋はぜひトライしてみて
KORORIN-SHANN
<コロリン・コーナー>
湯呑みにスッポリ!
番茶に浸かって芯まで温まリン