体験ワークショップあるある 指導者編
KORORIN-SHANNは今年もいくつかの夏休み子供向け和楽器体験ワークショップで講師を務めてきました。
暑さと時間を忘れるたのしいひとときです。
あるあるシリーズ今回は指導者編として自らの恥もおりまぜつつお届けします。
《楽器は大切に》
体験用の教材楽器に講師の私物を提供する場合がしばしばあります。
演奏用の高価なものではなく、稽古用として複数所有しているもの
から見繕って用意します。
以前、子供達には「和楽器は高価なもの」と勿体つけるよりは先ずは楽器を好きになってもらおうと多少の破損は気にせず
「自由に伸び伸びと音色を体感してもらおう」
スタンスでいたんですが・・・・
いざ始まると子供達は前の順番の子が弾くのを見て待ってる間に
「自分はもっとうまくできるゾ」
「わかった!!上手に弾くコツ見つけたり!」
とばかり、徐々に喰いつきが良く(激しく?!)なり(⌒-⌒; )
持ち方、構え方そっちのけで元気な子が《伸び伸びと》弾いた成れの果ては・・
「い、いいんです。体験用ですから」という顔は強張り・・・
それ以降子供達に「ものを大切に扱うのは日本の文化です」とかなり勿体つけて諭してマス
《いや!?》
小学校の和楽器講習会を終えて片づけて帰るとき、ちょうど子供達の下校時間と同じタイミングになった。帰りながら楽しそうにじゃれ合う男の子のグループのなかから耳を疑うフレーズ??
〈オネエ〉の口調で
「い〜やっ」。
それは講習の際の講師の掛け声でした。
学校での音楽の始まりの掛け声は一般的に「さんハイ」「3、4(さんし)」ですが、お箏の先生は「い〜や」が定番。
手ほどきのときからずーっと慣れ親しんでいるので学校の講習会でも切り替えるのを忘れて何度も何度も繰り返し「い〜や」(⌒-⌒; )
きっとその男の子にはかなり印象深かったのでしょうね。
家に帰っても「い〜やっ♡」て言ってお母さんに不審がられたかも・・・
《なーなーはー》
ある箏講師の先生、おなじみ「さくら」の弾く糸の番号「七七八」を「なーなーは〜」と歌って子供に糸の番号を伝える!!
「なーなーは〜 なーなーは〜 なーはーくーはー なーはなろ〜ごーしーごーろー ごーごしさん〜」
・・・・もはや外国語訳の歌詞に聞こえてくる
KORORIN-SHANN