ゆかた・・・「浴衣ざらい」

夏の風物詩、花火大会が各地で開催中!!
夏の夜空を見上げる楽しいひとときですねー 男女問わず若者が浴衣で出かける姿を微笑ましく眺めるKORORIN-SHANNです 

伝統芸能ならではの夏の風物詩は
「浴衣ざらい」!!
暑い盛りに日頃の稽古の成果を披露する発表会。
その名の通りドレスコードは「浴衣」

※そもそも浴衣は平安貴族が蒸し風呂に入る際に着用した「湯帷子(ゆかたびら)」が起源。それは麻で出来ていたそうです。次第に素材が木綿となり、湯上り着として用いられ、江戸時代には柄を染め抜く技術も発達して使い勝手の良いお洒落な夏の日常着として庶民に広まったそうです。それでも浴衣はあくまでも日常着で、現代でもあらたまった場面では着用しないものです。

正装ではない浴衣で舞台に?!
さてさて不思議!!

「浴衣ざらい」は内輪の会だから・・とか、
稽古の延長で堅苦しくなく発表しましょう!!とか、
【本格的な公演ではない】という謙遜と気軽な雰囲気を服装で表現しているんじゃないかな?

粋でいなせな江戸文化の賜物

 一門で揃いの浴衣も良いけど、最近は白や紺以外にも色とりどりになって爽やかな彩りは観る人に涼を届けてくれます。

人前での演奏は季節に関係なく大汗(冷や汗、脂汗などなどネ )をかいて衣装も汗で汚れてしまう

 どうせなら真夏に浴衣を着て汗ダラダラで一日おさらい会を頑張れば、終わった後のビールは格別

浴衣は自分で洗濯出来るし、お財布にも優しいわ〜

 芸事や武道の修行には寒中稽古、暑中稽古というのもあります。
過酷な環境に身を於いて「根性」「忍耐」の先に上達ありきのストイック派に対抗して暑さ、

寒さも「楽しむ」感覚でLet's お稽古

KORORIN-SHANN