ペット愛好家の間ではペットと飼い主を親子関係で表現することが往々にしてありますよね
「〇〇ちゃん(もちろん我ペットの名前)のお母さ〜ん」と散歩中に呼びかけてくれる同じくペット連れのご婦人・・・汗
その方々との立話では「うちの子は・・・」とか「・・親孝行でしょ!?」なんてセンテンスは当然のやりとり。
保護者という立ち位置での表現ならばそうなるものなのか・・・と自分を納得させる努力も試みるが、後から登場した主人にまで「〇〇ちゃんのパパ」と云われる始末。
そんなこと・・・と一笑に付されるかもしれませんが意固地なまでにドライな飼い主キャラを貫いている私の密かなデリケートゾーンであります。
それが、先日思いがけない場で不意打ちを喰らってしまった〜
しかもそれはペットではないのです!!
「箏」で
合奏練習会場の準備で箏をたくさん並べていた私に、テキパキと周囲を差配するスタッフさんからの一言!!
「このこは前列にして代わりにこのこを其処に置いて」
箏の配置の入れ替えを指事しているのか???呑み込むには数秒かかった
その間にも終始〈このこ〉達を綺麗に並べる為の的確な指示を飛ばす。
私の感情は戸惑いを通り越してその方の箏への愛に思いを馳せたのでした。
演奏する者にとって〈楽器は命〉とよく言われますが、その上をいって
もはや親族!!目に入れても痛くない、無償の愛を注ぎ見守り育てる対象か!?
私もそのマインド、試してみたくなった
KORORIN-SHANN
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まさか「うちの嫁」と呼ばれているお箏の出現は、さすがに無いと思う。。。無いですよね(祈)
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