ト・ホ・ホ、、(悲

和楽器に限らず、門外漢によって扱われたことで、
ありえない間違いのまま
世に出てしまう映像、写真、イラストってあるよね〜

箏の絃が6本、、(注1)
三味線のバチを左手に持ってる、、(注2)

それを「トホホな」とか「残念すぎる」という呼び方をすることがある。

なれの果て・・・
メディアで扱われる和楽器や和楽器演奏を観るときは
〈間違い探しっ!!〉状態になるのは「ブラックに変身したKORORIN-SHANN」だけかな??

大河ドラマや朝ドラで箏や三味線を演奏するシーンがあると、俳優さんたちの手つきにまで目を光らせる!!

ハンサムな若い俳優さんだけに、「残念すぎる・・・」
そして、心の狭さを露呈しているようで自分に、「ト・ホ・ホ」

でも、中にはもっと〈うわて〉がいて、一緒にドラマ見ていて、
「この時代の大阪では三味線はこのバチは使っていないはず!」
と力説しちゃう〜方も!
ハイハイ・・・もうこんな人は時代考証に立候補してトコトンこだわってクダサイ、、

先日、演奏前のセッティングで箏を客前に10分ほど置いた。
休憩時間でステージのすぐそばまで近寄ってきた少年が楽器を見て
「ギター!ギター!!」と喜んで友達をよんでいた
〈期待に心弾ませた声〉心の狭き吾が身には思いもよらぬ金言でした。
間違いを臆することなく表現するって大事だな〜

この秋、少年のおかげで心のデトックスをしたKORORIN-SHANN、
毎年恒例の冬の学校公演シーズンに心清らかに突入します!!

ところが! あら・・またブラックKORORIN-SHANNが!?

演奏司会 「今日はとーっても珍しい楽器をみんなに聴かせていただきます」
KORO(心で)「そーんなに珍しいですか??この国の楽器ですよ、、」
演奏司会 「おことは何本で演奏すると思いますか??」
KORO(心で)「おいおい、大根じゃないヨ、、」
(注3)

でも、こういった地道な演奏活動が、「トホホな」とか「残念すぎる」状況を変えていくんだ、と、心で思う今日この頃なのです

KORORIN-SHANN

(注1)  お箏の絃(糸)は、一般的に13本
(注2)    左手は、 お茶碗とお三味線の棹を持ちます 
(注3)    お箏の数え方は「面」です。お三味線は「棹」または「丁」。


<コロリン・コーナー>

ちょちょ   大根さんは悪くないリン
助けて〜