まてよ・・和楽器ではハイブリッド・パワーありだな!!
箏曲家は箏、三絃に加えて唄、さらには十七絃、胡弓も専門楽器としてカバーしている。
多くの場合は箏を習い始めて基礎が身についた頃から三絃を始めて1回のお稽古で2つの楽器をレッスンしてもらう。(お得!)
十七絃、胡弓はさらに熟達してからかな・・
「どれも弦楽器だし」と一言で言っても撥弦、擦弦、弦の数に太さ
と全て異なる。
「○重苦」なんて弱音を吐く人もいるけれど、ある合奏曲を演奏する際に
「いつも箏だから、たまには三絃させていただこうかな?」
とか
「きょうは箏をお当番させていただくワ」
とか。。。聞こえてくると何だかカッコ良い!!
囃子方も太鼓、大鼓、小鼓どれでも打てる。
稽古の時は師匠が両手のハリセンと口三味線で「一人長唄」さながらに
見事に曲を再現する。
舞台演奏している時、実際には1つの楽器を手にしていてもイメージの中では全ての楽器(パート)を奏でている!!
この一体感はまさにハイブリッド・パワー
もひとつ、ハイブリッドつながりで、ちょっとSF的な夜桜コンサート@隅田川
コロリンは生田流なのですね!
あやしい?手をした、可愛い箏演奏家が誕生WW
演奏しているのは、地歌『笹の露』は又の名を『酒』。
歌も酒に纏わる内容で20分という曲の長さを感じる事のない面白い名曲。
曲中、箏と三絃と尺八が複雑に掛け合いをやり取りする部分があり、〈恰も酒を酌み交わす様に〉と評する人もいます。
まさにこの曲をハイブリッド・パワーで弾くと〈差しつ差されつ⁉︎飲み放題〜〉
今宵は『笹の露』で花見酒といきましょう!
これからもコロリンの気ままな和楽器放浪記⁉︎追っかけて行きますよ~
KORORIN-SHANN