夏休みに入り各地で邦楽の普及のために楽器体験ワークショップが行われています
もうずいぶん昔からこの様な取り組みは行われていたのでしょう。
以前に比べて子供達にとって日本の文化、和楽器は決して「珍しいもの」という捉え方はなくなった様に思います。これもひとえに草の根運動の成果か・・・!
昔、和楽器学校公演に行った際の先生のオープニングトークで
「今日はとっても珍しい楽器を演奏する皆さんに来てもらいました。めったにない機会なので、皆さん静かにお行儀よく聞きましょう」
と紹介されました。
当時の現状をストレートに突きつけられた思いでした。それと同時に「和楽器はもっと身近な存在にならないと!!」と奮起した忘れられない1コマです。
草の根運動の成果(?)で、さすがに今は、このような紹介は無くなっていますが。
KORORIN-SHANNは今年も箏の指導に携わってたくさんの子供達と出会います。
今までにはこんなことがあってね・・の「体験ワークショップあるある」ご紹介です!
可愛い♡箏体験あるある
<<その1>>
こどもに懇切丁寧に指導していると、それを後ろで見ていた親が思わずサポートしてくる。終盤はほとんど指導者そっちのけで親子スパルタワークショップになっている
<<その2>>
今回はお姉ちゃんが申し込んだから・・・と下の子が一緒に来場。余裕がある場合は下の子にも少しやらせてあげる。今日はおとなしく「見学」と言い聞かされていたところに思わず千載一遇のチャンスが訪れた妹は目をイキイキと輝かせてお姉ちゃん顔負けの集中力を発揮する
<<その3>>
正座することから既に非日常体験が始まり、少しキツめに嵌めた箏爪と、見たことのない箏の楽譜・・・楽器の前で構えるだけで十分な体験のはず。そのうえ13本の糸から7とか10とか探して・・・あ〜!〜!〜(^◇^;)
数十分の体験時間をおえた子供の達成感の笑顔は講師へのご褒美!!
体験ワークショップをきっかけに習い始めてさらには専門家を目指す若者の存在も出てきてます。
「草の根」って一番大事なことですね。
指導者側も楽器に対する子供の第1印象を決定付けるという重大な作業という緊張感を自覚しつつ楽しい体験を提供したいです。
こんなことしちゃった!1(汗)指導者あるある失敗談
はまた別の機会に
KORORIN-SHANN